老いとはなにか

健康

 老いとは歳をとって老ける事と思っている人がほとんどだと思う。確かに一般的に言えばその通りだと私も思う。しかし、それだとあまりに抽象的すぎではないかと私は考えている。そこで、歳をとって老けるとは一体なんなのかを考えていきたいと思う。

 歳をとるとは、年齢を重ねる事を意味するのは周知の通りである。では老けるとは、体の細胞が古くなっていく現象だ。ではなぜ年齢を重ねると細胞が古くなっていくのか。我々の体は日々細胞が古いものから新しいものへと入れ替わるが、そのスピードが遅くなっていくまたは入れ替わらなくなるからである。ではなぜそのスピードが遅くなるのか。細胞へ行き渡っている血液の循環が悪くなるからだと思う。ではなぜ血液の循環が悪くなるのか。答えは、体の柔軟性が失われていくからである。

 ここで言う体の柔軟性とは、筋肉だけではなく内臓や血管の柔軟性も入る。筋肉はストレッチ等で柔くなるかも知れないが、内臓や血管を柔くするは無理なのではと思われるだろう。その通りだと思う。しかし、そもそも内蔵や血管が硬くなる理由は、それらを覆っている筋肉が硬くなり、その近辺にある内臓や血管の動きを悪くする事がほとんどだ。もちろん、暴飲暴食やタバコの吸いすぎ等で、内臓や血管を痛めている場合もある。そして、筋肉が硬くなって内臓や血管の動きが悪くなると、細胞分裂が正しく行われなくなり、さらに体が硬くなるという悪循環が起こる。

 この様な悪循環に陥って一度硬くなった筋肉や内臓、血管を再び柔くするのは非常に困難である。なぜなら、一度硬くなった筋肉や内臓、血管は細胞分裂をするスピードが遅いからだ。これが、老化の本来の正体だと私は考えている。もし、老化を止めたいと願うならば、筋肉の柔軟性を保つ事が最善の方法なのかも知れないと私は思う。

 

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