情報革命による思考停止

人生

 SNSやインターネット、新聞で情報を収集する事があるだろう。しかし、あまりに情報が多すぎて、どれをピックアップすべきなのか分からなくなってきている。そして、本来自分で考える必要がある事すら書かれている。その為、自分で考える事を辞めて、すぐに調べる癖がつく。そして、ついに思考が完全に停止して、情報過多で柔軟性をなくした頭でっかちの人間が出来上がるのである。

 人は皆失敗を恐れる。その為に情報を収集するのだが、もうその時点で失敗をしていることに気づいている人はほとんどいないだろう。確かに、情報が多い方が失敗の数は減るだろう。しかし、失敗を繰り返して気づくことの方が何倍も価値があることに人々は分かっていないのである。

 失敗をすると、なぜ失敗をしたかを考える。今度は、その経験を活かして次に挑むはずだ。しかし、すぐには問題を解決出来ずに何度も挑戦する。この過程が、とても大切なのである。そして、後で過去を振り返って見ると、あの時の行動は無駄だったと気づく事もあると思う。しかし、その時は無駄だとは思っておらず、必要と思ってやっているのだ。つまり、無駄な事をする事が将来の自分を作る上でとても大切なことなのである。

 この様な事を、情報革命が起きている現代ではする人が少なくなってきていると思う。しかし、一人の人間として生きる上では、無駄を経験するという余裕を持って生きる事が、結果的に近道になると信じて生きている。

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